株式会社プロネッド主催 第5回ボード・アカデミー

『2017 ボード・アカデミー(取締役向け経営講座)』

この度、株式会社プロネッドは、第5回『2017 ボード・アカデミー(取締役向け経営講座)』を開催することとなりました。

『2017 ボード・アカデミー』は、企業の次世代を担う経営幹部候補の方々を対象に、取締役としての経営力強化を目的とした短期集中型の経営講座であり、 コーポレートガバナンスコードで企業に求められている取締役向けトレーニングとして 最適な研修講座です。

今年度は、9月12日(火)・13日(水)・14日(木)の3日間にわたり各分野において日本を代表する専門家の方々にご登壇頂きます。

(※ご講演順)

早稲田大学ビジネススクール 教授 平野 正雄 氏
クロス・ボーダー・ブリッジ株式会社 代表取締役 藤原 裕 氏
インスティテューショナルシェアホルダーサービシーズ株式会社(ISS)代表取締役 石田 猛行 氏
日本たばこ産業株式会社 代表取締役副社長 兼 副CEO 新貝 康司 氏
学校法人昭和女子大学 理事長・総長 坂東 眞理子 氏
コーン・フェリー・ヘイグループ株式会社 代表取締役社長 高野 研一 氏
プロティビティLLC シニアマネージングディレクタ 兼 会長 神林 比洋雄 氏
国広総合法律事務所 パートナー 國廣 正 氏
独立行政法人情報処理推進機構 技術本部セキュリティセンター長 江口 純一 氏

双方向の議論を含む参加型の講義を予定としており、上場企業の取締役として最低限求められる経営知識を習得すると共に、日頃の課題、疑問に思われている事等を解決される絶好の機会となります。

とりわけ、法律・財務・M&Aの専門分野に接する機会の少ない役員の方々にとっては、3日間で効率的にエッセンスを学ぶことができる構成となっております。

≪株式会社プロネッド主催『2017 ボード・アカデミー』≫

日 時: 2017年9月12日(火)・13日(水)・14日(木)の3日間
場 所: WTCコンファレンスセンター Room B
(東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル3階)

※パンフレットは、こちらをご参照ください。(PDFファイル)

第1日目 【2017年9月12日(火)】

09:15<開会のご挨拶>
酒井 功
株式会社プロネッド 代表取締役社長
9:30~「21世紀の企業の針路」
平野 正雄 氏
早稲田大学ビジネススクール 教授
講師略歴平野 正雄 氏
東京大学大学院工学系修士了、工学博士(東京大学)。1987年から20年間にわたり、マッキンゼー・アンド・カンパニーに勤務。経営コンサルタントとして戦略策定。組織改革、グローバル化などのプロジェクトに参画。この間、1998年から2006年まで日本支社長。2007年11月にカーライル・グループ日本共同代表。日本企業に対するプライベート・エクイティ投資に従事。製造業からサービス業まで幅広い企業のMBOプロジェクトに参画。2012年4月より早稲田大学ビジネススクール教授。現在、ビジネスモデル学会会長、デクセリアルズ株式会社社外役員。
11:30~<昼食>
12:30~「あなたの会社は価値を生んでいますか?~ROEとROICで進める企業価値経営~」
藤原 裕 氏
クロス・ボーダー・ブリッジ株式会社 代表取締役
講師略歴藤原 裕 氏
1974年東京大学工学部卒業後、三井海洋開発(株)に入社。海洋石油開発用の掘削プラントの開発、設計、マーケッティングに従事。1987年安田信託銀行(株)に入社後、M&Aコンサルティングチームの統括、ニューヨーク副支店長、シカゴ支店長歴任。1998年オムロン(株)に入社後、米国現地法人社長、本社の財務、IR、経営戦略担当の執行役員常務を歴任。2011年退任後、クロスボーダーブリッジ(株)を設立、米国機関投資家向けのIRコンサルティングならびに国内企業向け経営コンサルティングサービスを提供。2013年ナブテスコ(株)の社外取締役就任、現在に至る。
14:30~<休憩>
15:00~「上場企業の取締役に対して機関投資家は何を期待するか」
石田 猛行 氏
インスティテューショナルシェアホルダーサービシーズ株式会社(ISS)
代表取締役
講師略歴石田 猛行 氏
アジア太平洋リサーチ責任者。ジョンズホプキンズ大学高等国際問題研究大学院にて、国際関係論修士号を取得。1999年からワシントンDCのInvestor Responsibility Research Center(IRRC)に勤務し、主に日本企業の株主総会の議案分析やコーポレート・ガバナンスの調査を担当。2005年のISSによるIRRCの買収に伴い、同年12月からISS Japanに勤務。 2008年11月から日本企業の株主総会分析を統括。金融庁日本版スチュワードシップ・コードに関する有識者検討会メンバー。経済産業省コーポレート・ガバナンス・システムの在り方に関する研究会メンバー。
17:00<第一日目 閉会>

第2日目 【2017年9月13日(水)】

09:30~「JTのM&A」
新貝 康司 氏
日本たばこ産業株式会社 代表取締役副社長 兼 副CEO
講師略歴新貝 康司 氏
1980年京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、日本専売公社(現JT)へ入社。1989年に渡米し、7年間に亘り、抗HIV薬Viraceptの共同開発等、米国新薬・バイオベンチャーとの数々の共同研究開発提携案件を発掘、推進。1996年JT本社に戻り全社経営企画・財務戦略を担当後、財務企画部長、取締役執行役員財務責任者(CFO)を経て、日本、中国以外の海外たばこ事業の世界本社であるJT International S.A.にて、2006年から英国ギャラハー社買収・統合を指揮。2011年6月より現職。2014年6月からリクルートホールディングス社社外取締役。
11:30~<昼食>
12:30~ 「経営戦略としてのダイバーシティ」
坂東 眞理子 氏
学校法人昭和女子大学 理事長・総長
講師略歴坂東 眞理子 氏
1969年東京大学卒業、総理府入省。青少年対策本部、婦人問題担当室、老人対策室、内閣総理大臣官房参事官、統計局消費統計課長などを経て男女共同参画室長。
1995年~1998年埼玉県副知事、1998年~2000年ブリスベン総領事、2001年~2003年内閣府男女共同参画局長、2004年4月~昭和女子大学大学院教授、女性文化研究所長(現任)、2005年~昭和女子大学副学長、2007年4月~昭和女子大学学長、2014年4月~学校法人昭和女子大学 理事長(現任)、2016年7月~昭和女子大学 総長、現在に至る。「女性の品格」「日本の女性政策」「日本人の美質」「60歳からしておきたいこと」「ソーシャル・ウーマン」「女性の知性の磨き方」「女性リーダ4.0」など著書多数。
14:30~<休憩>
15:00~ 「これからのCEOに求められる資質」
高野 研一 氏
コーン・フェリー・ヘイグループ株式会社 代表取締役社長
講師略歴高野 研一 氏
1987年3月神戸大学経済学部卒業。1991年6月ロンドン・スクールズ・オブ・エコノミクス(MSc)、翌年6月シカゴ大学ビジネススクール(MBA)修了。日本の大手銀行でファンドマネジャーなどを経験した後にコンサルタントに転進。現マーサー・ジャパン取締役などを経て、2006年10月にヘイ コンサルティング グループに参画。2007年10月より代表取締役社長に就任。2016年5月、ヘイグループとコーン・フェリーの統合にともない、現職に就く。日本企業の経営改革とグローバル化を支援。特に、コーポレートガバナンス、ビジネスリーダーの育成とアセスメント、グループ経営、組織・人材マネジメントに関する戦略・実行支援などに豊富な経験を持つ。著書に「カリスマ経営者の名著を読む」(日本経済新聞社)など。
17:00<第2日目 閉会>

第3日目 【2017年9月14日(木)】

09:30~「取締役会が果たすべきリスクオーバーサイトとは ~ガバナンス、リスク管理、内部統制の観点から~」
神林 比洋雄 氏
プロティビティLLC シニアマネージングディレクタ 兼 会長
講師略歴神林 比洋雄 氏
1976年アーサーアンダーセン入社。朝日監査法人(現あずさ監査法人)本部理事、アンダーセンワールドワイドボードメンバーを歴任。2003年株式会社プロティビティ(現 プロティビティLLC)代表に就任。プロティビティ・エグゼクティブ・カウンシルボードメンバー。2016年より現職。ガバナンス、戦略、ERM、内部統制や内部監査に関わるコンサルティングを多数手がける。2002年外務省改革委員会アドバイサー、2005年経済産業省 企業行動開示評価委員会事務局長、2008年日本監査役協会コーポレート・ガバナンスに関する有識者懇談会委員などの公式職務をはじめ、製造・金融・運輸・エネルギー・サービス等の各種業界企業、日本監査役協会、日本取締役協会等における講演・セミナーなど、多方面にて攻めと守りのガバナンスを基盤とする全社的リスクマネジメントの高度化を通して日本企業を支援。日本内部統制研究学会会長、一橋大学財務リーダーシップ・プログラム(HFLP)講師。公認会計士。慶応義塾大学経済学部卒業。
11:30~<昼食>
12:30~「企業経営者のためのリスク管理・危機管理の実務」
國廣 正 氏
国広総合法律事務所 パートナー
講師略歴國廣 正 氏
東京大学法学部卒業。弁護士・国広総合法律事務所パートナー。 専門分野は、危機管理、企業のリスク管理体制構築(コンプライアンス・コーポレートガバナンス・内部統制)、会社法、金融商品取引法、独占禁止法など。多くの大型訴訟(取締役責任追及訴訟、株主代表訴訟など)、重大企業不祥事の危機管理(広報対応も含む)、第三者委員会調査などを手掛ける。現在、東京海上日動火災保険㈱社外取締役、三菱商事㈱社外監査役、LINE(株)社外取締役、内閣府顧問(法令遵守対応室法令顧問)、消費者庁顧問(法令遵守調査室法令顧問)。著者に『海外贈収賄防止コンプライアンスプログラムの作り方』(レクシスネクシス・ジャパン)、『修羅場の経営責任 今、明かされる「山一・長銀破綻」の真実』(文春新書)、『それでも企業不祥事が起こる理由』(日本経済新聞出版社)、『内部統制とは、こういうことだったのか』(日本経済新聞出版社)など。
14:30~<休憩>
15:00~「企業経営に求められる情報セキュリティ対策 ~サイバー攻撃と内部不正の実態とその対策~」
江口 純一 氏
独立行政法人情報処理推進機構 技術本部セキュリティセンター長
講師略歴江口 純一 氏
昭和63年3月早稲田大学理工学部卒業。平成2年3月早稲田大学大学院理工学研究科修了。平成2年4月通商産業省入省、大臣官房情報管理課、平成3年4月貿易局貿易保険課情報システム室、平成5年7月基礎産業局生物化学産業課、平成8年5月機械情報産業局計量行政室総括班長、平成10年6月基礎産業局鉄鋼課技術振興室調整班長、平成13年1月産業技術環境局技術振興課課長補佐、平成14年6月岩手県商工労働観光部産業振興課長、平成16年4月資源エネルギー原子力政策課課長補佐、平成17年6月産業技術環境局産業技術政策課課長補佐、平成18年7月内閣府政策統括官(科学技術政策担当)付企画官、平成20年6月JETROロンドン事務所次長、平成23年7月商務情報政策局情報セキュリティ政策室長、平成24年4月商務情報政策局情報処理振興課長、平成26年7月資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課 原子力発電所事故収束対応室汚染水対策官、平成28年4月より現職。
17:00<総括・閉会のご挨拶>
株式会社プロネッド 代表取締役社長
酒井 功