2012年は、社外取締役・独立取締役の選任の義務化等について様々な議論がありました。その結果、少なくとも一名の社外取締役(あるいは独立取締役)を置くことは、抗し難い時代の流れであるとの見方が大勢になってきているようです。
そこで弊社では、12月決算の会社(184社)の社外取締役・独立取締役の選任状況を添付の通り取りまとめました。

主な内容は下記の通りです。

  • 社外取締役を選任済みの企業の割合は、12月決算企業全体の57%から65%に改善。
  • 独立役員である社外取締役を選任済みの企業の割合は、33%から42%に改善。
  • 売上1千億円以上の企業の三分の一が社外取締役3名以上選任。
  • 一社当たりの社外取締役の人数は、1.16人から1.23人に増加。
  • 一社当たりの独立役員である社外取締役の人数は、0.54人から0.64人に増加。
  • 昨年、社外取締役のいなかった企業(74社)のうち15社が新たに選任。
  • 社外取締役のいない企業の社長・会長の賛成率の平均は93.0%。2名が75%未満。
  • 社外取締役選任済み企業の社長・会長の賛成率の平均は平均95.7%。75%未満はなし。

ご興味をお持ちの方は、こちらをご参照ください。