第9回リスクマネージメントセミナー

「コンプライアンスレビュー(コンプライアンス体制の実効性評価)の必要性と注意点」

今回は、世界最大手のコンプライアンス・リスクマネジメントコンサルティング会社であるFTIコンサルティング、日本支社代表 ベン・フォーエイカー氏、ならびに同社グローバルリスクインベスティゲーション部門ディレクター 小林さやか氏をお迎えし、「コンプライアンスレビュー(コンプライアンス体制の実効性評価)の必要性と注意点」というテーマでお話をさせていただきます。

国際的に事業を行う企業は、現地支社・子会社を監督する必要があります。また、国際的な取引がない企業においても、国内に分散する支店や工場等で日常的に行われる業務に問題がないか確認しなければなりません。その際に、ビジネスリスク軽減の一環として欧米諸国において標準的に実施されているのが、コンプライアンス体制の実効性評価です。

コンプライアンス体制は企業を不正のリスクから守るツールです。日本の本社に備わっている長期間見直されたことのないコンプライアンス体制を、現地の支社でも適用している日系企業は比較的多く見受けられます。しかし、それだけで現場における汚職、贈賄、第三者リスク、社内不正等を防げるのでしょうか。本社は「予防策を十分に講じていた」と言えるのでしょうか。

世界中で多くの企業に対しコンプライアンスレビュー関連サービスを提供しているFTIコンサルティングが、具体例を挙げつつ、その必要性と注意点についてご紹介致します。

日時2016年11月2日(水) 13:30~15:00 (13:00~受付開始)
場所WTCコンファレンスセンター Room B
東京都港区浜松町2丁目4番1号 世界貿易センタービル3階
13:30開会のご挨拶
13:30-「コンプライアンスレビュー(コンプライアンス体制の実効性評価)の必要性と注意点」

FTIコンサルティング
  日本支社代表 ベン・フォーエイカー氏

FTIコンサルティング
  グローバルリスクインベスティゲーション部門ディレクター
  小林さやか氏

(※日本語での講演になります)
14:30-Q&A / 閉会のご挨拶
講師ベン・フォーエイカー氏
講師略歴FTIコンサルティング日本支社代表、グローバルリスクインベスティゲーション部門マネージングディレクター。英国系コンサルティング会社のシニアコンサルタントとして日本、中国、インドを中心とするアジア太平洋地域の事業設立、および戦略的目的達成のためのプロセス、プログラムの策定・導入に長年携わる。2012年FTIコンサルティングに入社し、国際的な汚職、ビジネスインテリジェンス、デューデリジェンス、危機対応および管理、リスクコンサルティングサービス、国際的なコンプライアンスプログラムの策定・実施等、複雑な調査やプロジェクトを専門としている。2015年日本支社代表に就任。
講師小林さやか氏
講師略歴FTIコンサルティング、グローバルリスクインベスティゲーション部門ディレクター。早稲田大学卒業後、小売・製造業の海外事業部に所属。2005年FTIコンサルティング日本支社の前身である国際的リスクマネジメント会社に入社し、リサーチマネージャーとして数多くの調査案件を担当。その後同社がFTIコンサルティングに買収されて以来、同社のコンサルタントとして、国内外のクライアントの国際的な不正調査や訴訟案件、M&Aに係わる調査、コンプライアンスレビュー等の支援を行っている。2012年法務博士号、2016年公認不正検査士資格を取得。