第8回コーポレートガバナンスセミナー
「ユニヘアー(現アデランス)における経営再建 ~日本企業はアクティビスト株主に対してどのように対処するべきか~」
今回は、「ユニヘアー(現アデランス)における経営再建 ~日本企業はアクティビスト株主に対してどのように対処するべきか~」というテーマで開催いたします。
== 本年2月、スティール・パートナーズが27.7%の株式を所有するユニヘアー(現アデランス)に激震が走った。ユニヘアーは2月17日、大槻忠男社長の解任を発表した。業績悪化を理由に、会社側は大槻氏に辞任を求めていたが本人の同意を得られず、17日の取締役会で解任した。大槻氏の解任により、創業者の根本信男会長が社長を兼任した。
2007年7月当時、スティールが株式を5パーセント超持つ日本企業の銘柄は30社以上あり、取得金額は3,423億円と言われていた。「物言う株主」の代表として注目を集めてきたスティールであるが、昨年末には保有していたサッポロホールディングス株と天龍製鋸株を相次いで売却。日本に上陸してから10年が経ち、日本市場からの資金引き上げ姿勢が鮮明になっていた。==
ユニヘアーの代表取締役社長として経営の再生に取り組んでこられた大槻忠男様をお招きし、ユニヘアーの社外取締役、その後は代表取締役社長として経営改革に取り組まれた経緯を詳しくお話しいただきます。
とりわけ、アクティビスト株主とどのようにつきあってゆくべきか、アクティビスト株主の功罪についてはご自身の実体験に基づき、日本企業のコーポレート・ガバナンスの今後の指針としていただけるような内容をお話しいただきます。
日時 | 2011年7月22日(金) 15:00~17:00 (14:30~受付開始) |
場所 | 東京国際フォーラム 会議室 G402 |
演題 | 「ユニヘアー(現アデランス)における経営再建 ~日本企業はアクティビスト株主に対してどのように対処するべきか」 |
講師 | 大槻 忠男 氏 株式会社大槻コンサルティングインターナショナル 代表取締役社長 |
講師略歴 | 1967年4月 ゼネラルフーズ(現味の素ゼネラルフーヅ株式会社)に入社 1989年5月 日本ペプシコーラ社(ペプシコインク日本支社)入社 1996年12月 同社 社長 1998年6月 日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社 代表取締役社長 2005年1月 米NovationsGroupInc. 会長兼CEO 2006年10月 同社 退社 2006年10月 株式会社大槻コンサルティングインターナショナル 代表取締役社長 2009年5月 株式会社アデランスホールディングス 取締役 2009年12月 株式会社アデランスホールディングス 代表取締役社長 |