第9回コーポレートガバナンスセミナー
「ポスト震災の時代に求められるコーポレートガバナンス」
今回は、「ポスト震災の時代に求められるコーポレートガバナンス」というテーマで開催いたします。
第一部の基調講演には、オリックス株式会社 取締役 兼 代表執行役会長・グループCEOを務めておられる宮内義彦氏をお迎えすることとなりました。「企業経営とコーポレートガバナンスの必要性について」というテーマでお話しいただく予定です。
第二部では、日本経済新聞社 東京本社編集局 編集委員新聞記者 渋谷高弘氏をお迎えし、「メディアの目から見た、企業の危機管理とガバナンス」というテーマでお話しいただきます。 新聞記者として、これまで表からも裏からも見てきた、日本を代表する企業の危機管理問題とガバナンスの関係を、実例と裏話を交えてご紹介します。 日本企業が今後直面するであろうクライシス【危機】を乗り越えて行くためには、どのようなガバナンス体制が必要になるのか、という点に焦点を絞りお話をさせていただきます。
また、国際金融コンサルタントとして活躍されているディヴィッド・トロップ氏には、「日本企業のグローバリゼーションとコーポレートガバナンス」というテーマで講演していただきます。 日本企業の多くが急速な海外展開に舵を切る中で、コーポレートガバナンス体制のグローバル化は著しく遅れているというのが実態と言わざるをえません。 グローバル市場における競争において、日本企業がガバナンスリスクに基づくハンディキャップを負わないために、今何が求められているかというポイントについて、欧米におけるベスト・プラスティスの事例を取り上げてご説明させていただきます。
日時 | 2011年10月6日(木) 13:30~ (13:00~受付開始) |
場所 | WTCコンファレンスセンター 世界貿易センタービルディング 3階 会議室Room A |
13:30 | 開会のご挨拶 |
13:40- | 第一部:基調講演「企業経営とコーポレートガバナンスの必要性について」 宮内 義彦 氏 オリックス株式会社 取締役 兼 代表執行役会長・グループCEO |
14:20- | 第二部:「メディアの目から見た、企業の危機管理とガバナンス」 渋谷 高弘 氏 日本経済新聞社 東京本社編集局 編集委員新聞記者 |
15:00- | 第三部:「日本企業のグローバリゼーションとコーポレートガバナンス」 ディヴィッド・トロップ 氏 国際金融コンサルタント |
15:40 | 閉会のご挨拶 |
講師 | 宮内 義彦 氏 オリックス株式会社 取締役 兼 代表執行役会長・グループCEO |
講師略歴 | 1935年9月13日生(兵庫県) 1958年3月 関西学院大学 商学部卒 1960年8月 ワシントン大学 経営学部大学院修士課程(MBA)卒 職 歴: 1960年8月 日綿實業株式会社(現 双日株式会社)入社 1964年4月 オリエント・リース株式会社(現 オリックス株式会社)入社 1970年3月 同社 取締役 1980年12月 同社 代表取締役社長 2000年4月 同社 代表取締役会長 2003年6月 同社 取締役兼代表執行役会長 兼務状況: 2003年3月 昭和シェル石油株式会社 取締役 2006年4月 株式会社ACCESS 取締役 |
講師 | 渋谷 高弘 氏 日本経済新聞社 東京本社編集局 編集委員新聞記者 |
講師略歴 | 1990年早稲田大学法学部卒、日本経済新聞社入社。 IT、知的財産権などの担当記者を経て、2007年より編集委員。 09年一橋大学大学院国際企業戦略研究科修了。 主な著書に『特許は会社のものか』(日本経済新聞出版社)、 『会社の強みが企業を壊すとき』(同、共著)がある。 |
講師 | ディヴィッド・トロップ 氏 国際金融コンサルタント |
講師略歴 | ハーバード大学卒業(AB学位)及びウォートンスクールよりMBA・MAの学位を取得。 1990年シティバンク、2005年UBS入社。ニューヨーク、ロンドン、香港、東京においてコーポレートファイナンス・M&A等の金融業務に従事。 日本、香港には14年間駐在。現在は国際金融・コーポレートガバナンスのコンサルタントとして活動。 Euromoney金融インフォメーション・サービスのコンサルティング・エディターでもある。 |