2025年9月12日、日経新聞(電子版)【取締役「男性社内」は5割に減少 プライム企業9割が「女性社外」選任】にて、弊社リサーチ結果ならびに代表酒井のコメントを掲載頂きました。
是非ご高覧ください。
(概要)
近年、上場企業で女性取締役の登用が進み、東証プライム上場企業の女性取締役は2910人(社内311人・社外2599人)と過去最高を更新した。女性取締役の9割を社外が占め、男性社内取締役の比率は50.7%まで低下し、取締役会のパワーバランスが変化している。株主・投資家によるダイバーシティー要求を背景に、社外取締役の役割は拡大し、スキル重視の登用が進む一方、多重兼任や人材集中による多様性の欠如が課題となる。
弊社リサーチ結果
・女性取締役は2910人(社内311人・社外2599人)となり、過去最高を更新。
・女性取締役の9割が「社外」で、取締役の多数派を占めてきた「男性社内」の比率は5割まで低下。
・取締役全体に占める女性比率(社内・社外合計)は19.3%で、男性の社外取締役(30.0%)と合わせると49.3%と、多数派の男性の社内取締役(50.7%)とほぼ拮抗。
・取締役の48%を社外が占めるなか、94%の企業が女性の社外取締役を選任。2人以上の女性社外取締役がいる企業は816社と半数を超えた。
・4社以上の役員をかけもちする女性は24人。
代表 酒井のコメント
「女性の人数確保よりも、能力や経験を重視して候補者選定に臨む姿勢が強く、来年以降は女性取締役の増加ペースが鈍る可能性がある」