弊社はこのたび、議決権行使助言会社として世界最大手の米インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)の子会社であるISSコーポレート・ソリューションズ(ICS)と戦略的な提携を締結いたしました。

今後は、プロネッドが提供する社外役員の紹介、取締役会の評価、取締役トレーニングに加えて、ICSの提供する海外機関投資家の視点に基づく助言サービス(コーポレート・ガバナンスのレーティング、議決権行使動向の分析サービス等)を提供し、クライアントの皆様のガバナンス体制の構築とIR活動のお役に立つよう努めてまいる所存です。

この提携を記念して、株式会社プロネッド・ISSコーポレート・ソリューションズ提携記念セミナー「米国におけるコーポレート・ガバナンスと機関投資家の期待」を開催させていただくこととなりました。

講師には、ISSコーポレート・ソリューションズ(ICS)の総責任者、Mark Brockway(マーク・ブロックウェイ)氏ならびにプリンシパル・アドバイザーであるフランク潤氏をお招きします。(*Brockway氏の講演は逐次通訳あり。)

第一部では、「米国におけるコーポレート・ガバナンスの発展の経緯と現状」のテーマにて、米国におけるコーポレート・ガバナンスの発展の経緯、プロキシ・アクセスや会長職とCEOの分離、筆頭独立取締役の役割、役員報酬の推移、エンゲージメントの発達など、米国のガバナンスのトレンド、欧米の機関投資家の関心事項等についてお話頂きます。

第二部では、「日本企業のガバナンスリスクと機関投資家の期待」と題し、機関投資家の視点をISS QuickScoreのデータを使いながら分析し、2016年度定時株主総会シーズンに向けて、どのように投資家に対応していくべきかについてお話し頂きます。

日時 2016年02月25日(木) 13:30~15:30 (13:00~受付開始)
場所 WTCコンファレンスセンター Room A
東京都港区浜松町2丁目4番1号(世界貿易センタービル3階)
13:30 開会のご挨拶
13:30- 第一部
「米国におけるコーポレート・ガバナンスの発展の経緯と現状」

ISS Corporate Solutions 総責任者
Mark Brockway(マーク・ブロックウェイ)氏
※逐次通訳有り。
第二部
「日本企業のガバナンスリスクと機関投資家の期待」

ISS Corporate Solutions プリンシパル・アドバイザー
フランク潤(じゅん) 氏
15:30 閉会のご挨拶
講師略歴 Mark Brockway(マーク・ブロックウェイ)氏
ISS Corporate Solutions 総責任者

ICSに1999年入社。それ以前は、親会社ISSでシニア・アナリストとして、
委任状合戦や企業合併・再編、株式報酬プランなどを分析、機関投資家に議決権行使を助言。米ジェームズ・マディソン大学卒、米メリーランド大学MBA取得。

フランク潤(じゅん)氏
ISS Corporate Solutions プリンシパル・アドバイザー

ISS Corporate Solutionsの極東アジア責任者として2015年8月に任命され、
主に日本と韓国の発行会社にコーポレート・ガバナンスに関する顧問・助言サービスを行う。
発行会社に直接働きかけ、ガバナンスの向上や情報開示の改善をサポート。
現職に就く前は、ISSのHead of Asia ex-Japan Researchとして、
アジア企業のコーポレート・ガバナンス分析や議決権行使助言業務を監督した。
ISS入社以前は、議決権行使助助言会社世界2番手のグラス・ルイスの日本株を含む
アジア企業のコーポレート・ガバナンス分析を担当。
米ノートルダム大学経営学修士号(MBA)取得、企業金融と投資を専攻。
また、2008年にエール大学経営学部ミルスティン企業統治・業績研究所から、
“Rising Star of Corporate Governance” に指名される。